もしも私がハムスターであるならば

 突然だが僕はブログを更新する時前回の記事を読んだりしない。だから、第一人称が違ったり、前回との繋がりが全くなかったりするが、このブログはそういうものなのでそういうことにしてほしい。

 

 はてなブログではなくloadstoneという重度のネットゲーム中毒者のたどり着く死の谷めいたサイトで僕は昔、ゾディアックウェポンというアイテムを作成した際の振り返りを記事にした。最近それの現代バージョンであるアニマウェポンなるものを雪とホーリーバーストと暴力が支配する世界で完成させたので、それについての振り返りも、また書こうと思った。

 

 ところで、ゾディアックウェポンという結構作るのが面倒だったものをアニマウェポンという全く1からの作り直しに置き直す際に、運営はユーザーとの適切な距離感を維持する為わずかな譲歩をした。

 それは、ゾディアックウェポンを完成させたことのあるユーザーは、それを粉々に砕くことで7、8段階ある段階の最初をスキップ出来るというものだった。そして僕は、このアドバンテージを全く生かすことができなかった。

 

 当時ゾディアックウェポンを作った時、俺は大変意識の高いナイトだった。意識の高いというか、意思の高いナイトで、意思以外のサブステータスは全てゴミだと思っていたし、カーリアの玉転がしの誘導にAAを犠牲にするタンクは許されないと思っていた。ちなみにこれは未だに僕の中に許さないリストにある。

 しかし、環境が変わり、意思はオートアタックに乗らなくなり、まるでファイトグランドオーダーのようなクリティカルイズ最強ワールドが始まった。そんな中、俺は盾を捨て両手で剣を握ったりしたものの、最後には両手に剣を握ることになった。

 そんな中でわずかに自分のメインジョブが迷走していた時期が、わずかとはいえ2パッチ分くらいあり、これはほんの一瞬が5ヶ月ほどの表現に近いのだが、惜しくも僕がアニマウェポンを最初に作り始めたのはその時であった。

 そして、僕の最初のアニマウェポンは、なんか光る変な拳になった。

 

 というのも、当時タンクの攻撃力はSTRのみで構成されており、僕はSTRのアクセサリーをたくさん持っていた。そして僕は竜騎士というジョブが昔からあまり好きではないので(新生時代最後にカンストしたジョブで、今もカンストしているものの僕の竜はコンボがランダムでプロックすることをしない)、選択肢はモンクしかなかった。しかし、その後身内に忍者が1人もいなかったことなどが影響し、また昔サブ職として遊んでいた杵柄があったことから、僕は印術士に腰を落ち着けることとなった。

 

 そんなわけで、僕はアニマウェポンからずっと目を背けて生きて来た。それに転機が訪れたのは最近で、本当にふとした拍子に同じフリーカンパニーの仲間とクリスタルを集めようという事になった。正確なやりとりやきっかけは覚えていないものの、彼らのおかげで僕はまたなんか光る剣を両手に握っている。前書きが長くなったが、ここから段階とそれに費やした期間を書こうと思う。

 

新アートマ集め 6時間

  友人たちと全員ぶん揃うまで次のエリアに行けないというルールで集めた。自分はほぼ毎度最初に集まったものの、確か最後の低地ドラヴァニアでかなり詰まり苦労した記憶がある。緩和後であったとはいえ、アートマと比べるとさほど苦労はしなかった。ちなみにモンクの方は、エクスカリバーを砕いてスキップした。

 

50〜のID巡り 1週間ほど

 特別大変な行程ではないのだが、クリスタルを集めたメンバーとの時間的折り合いが付かず、先延ばしにしてしまった。結局全員でまとまって消化することはできなかったはずだ。

 

謎めいたと素材集め 10分

 実はこれは、自分はモンクの時に蛮族クエストを進める意味合いも含めてこなしてあった。今ではだいぶん緩和されているようだったが、その恩恵に預かることは出来なかった。とはいえ、余っていた蛮族通貨や謎めいたは、後のクリスタルサンドで輝くこととなる。

 

なんかクリタワで貰えるやつ 2日

 これも実は、トークンが溢れそうな時に交換していたため、2つあった。2日の間に週制限を跨いだので、結果的にだいぶん短い期間で終わることとなった。ちなみに、自分が作り始めたのはこれの交換に必要なトークンが減ったタイミングだ。

 

硬霊性岩とクリスタルサンド 1週間

 実は上とこれの間にまた1週間空いている。というのも、1週間後にパッチが当たるのを知っていたため、それを待機していたのだ。非常に苦しかったが、交換に必要なトークンが半分になったため、自分はここは大きく楽を出来たと思う。同時に上記の謎めいたがクリスタルサンドの交換に追加されたこと、元々自分がリーブ券が溢れた際に金策に大型リーブをこなすことがあったことから、クリスタルサンドにはあまり苦労しなかった。

 岩は、毎日全てのルーレットをこなし、コンテンツファインダーの初見を助け、そしてダンジョンを巡った。

 魔科学かシリウスか図書館の三択が人気どころだったようだ。しかし、シリウスや図書館は構成やパーティメンバーに影響されるぶんが大きく、やはり回数がそのまま個数に反映されるという精神的安定からも自分は魔科学を回ることが多かった。とはいえ、メンバーを揃えられるならシリウスや図書館は非常に高効率だと思う。何より大事なのは飽きずに続ける努力なので、気分転換に色々刺してみるのも良いと思う。火曜が偶然休みだったこともあり、火曜のリセ後の夜始め、ちょうど火曜の昼3時ごろに終わった。このタイミングが、次のコンテンツの難易度を大きく下げる事に貢献したと思う。

 

活性化クラスター 4日

 リセット前にこの段階には入れたため、レベルレのウィークリーを2回受けられたのが幸いした。とはいえ、伝承集めからの伝承集めは流石に萎える部分も大きく、息抜きしながらの進行となった。

 

輝き集め 7時間くらい

 起動1層の断章81個が全てを物語っている。残りは確かルレだと思う。ボーナスアンドオプレッサー、それ以外の言葉はない。

 というのも起動1層の効率があまりにも群を抜いているのだ。ゾディアックの際はエキルレやフロントライン、クリスタルタワーがしっかり纏まった数字を得られたが、今回はそれらと比べるとあまり効率が良いとは思えなかった。マハやダンスカーを周回したいのかと言われると、そうではないのだが。

 

 真蛮神巡り  その後2時間半くらい

特に言うことはない。人を集めて申請した。どちらかというと会話パートでイディルシャイアと往復させられたのがやや面倒だったか。

 

以上である。岩とサンドが群を抜いてだるく、これを緩和前にしていたら短期間では作ろうとしなかったと思う。とはいえ、しっかりコツコツと時間をかければどれも簡単に出来るようになっており、ゾディアックのノウスや終わりなきIDドロップの旅と比べれば楽になったと思う。起きてはハウケタを刺し続け、眠り、また起きてハウケタに刺すあの地獄はもう2度と見たくない。

 光り方も技術の進歩を感じさせる鮮やかなエフェクトで、もし余裕や元気のある人は拡張までに1本作ってみても楽しいかもしれない。

 拡張では赤魔を始めようと思っている。とはいえ、まずは何か1ジョブカンストさせてからか。

 

 それでは、今度はゲーム以外の記事を書くつもりでいる。また会いましょう。